アレルギー治療薬について(ザイザル・アレグラなど)

そもそも花粉症になる理由は?わかりやすく解説します

そもそも花粉症になる理由は?わかりやすく解説します

人間は害があるものが体に入ったときに排除するシステムによって守られています。
このシステムがなければ病気にかかりやすくなり、すぐに感染するような弱い生き物にっていたはずです。
このようなシステムを免疫反応と呼びます。

害があると判断されるものは抗原やアレルゲンと呼ばれていて、その種類には個人差があります。
そのためある人は反応するけど、ある人は全く反応しないことや年齢に応じて変化することもあります。
抗原が体に害のあるものだと判断したことを覚えておくために作られるのが抗体と呼ばれるものです。
抗体はリンパ球で作られ肥満細胞とくっつきます。
そして再び抗原が体に侵入してくると排除するために化学物質を出して体外に出すことに専念します。

抗原がある特定の花粉である場合を花粉症と呼びます。
花粉が体内に入ったときにリンパ球が異物と判断しIgE抗体を作ります。
そのIgE抗体と肥満細胞が結びつきます。
あとは再び花粉が入ってきたらヒスタミンを分泌して、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が起きるようにすることで抗原を体外に排出するように動作します。

そして原因となる抗原がなくなれば免疫がしっかり働いていることになります。
これが花粉症の基本的なメカニズムです。
抗原が変わってもこのメカニズムは同じように働きます。
ただし、そもそも花粉は体に害を及ぼす抗原ではないため免疫の過剰な反応が原因と言うことになります。

体の安全装置である抗体は一度反応し始めると基本的には変更されるものではないため、一度花粉症になると基本的に長期間悩み続けることになります。
ただし花粉の全てに対して反応するわけではなくスギやヒノキ、ブタクサなど抗原となる種類は限られています。
日本では約60種類が該当すると言われており、花粉の飛ぶ季節によって発症する時期が変わってきます。
花粉症を根本から治す薬はないための症状を和らげることで対応するしかありません。

花粉症は手術でも治せるって本当?費用は?

花粉症の症状に悩む人は、どうにかしてその症状をなくしたいと思っています。
薬が完全に効くなら問題はないのですが、緩和することができるか場合によっては悪化を防ぐ程度にとどまるのが現状です。
そこで根本からなんとかしたいと思う人におすすめなのが手術です。

花粉症の手術は、鼻の粘膜組織を凝固すると言う方法です。
つまり、鼻の中に強制的にやけどを起こして鼻の粘膜組織をリセットする方法です。
花粉症は抗原である花粉が鼻の粘膜に付着することで反応が始まります。
新しい鼻粘膜に生まれ変わらせることで反応を抑えるために行われます。

この方法は下甲介粘膜焼灼術として保険適用が可能です。
そのため手術だけの費用は3割負担で9千円弱と低額に抑えることができます。
この費用には麻酔や検査などの付帯する費用は含まれていないため実施にはもう少し高くなります。
ただし保険が適用できるため、全体的に見ても費用が抑えられて安心です。

下甲介粘膜焼灼術はレーザを利用したものやアルゴンガスと高周波の組みわせによるものなどいくつかの方法から選択されます。
いずれも鼻腔の奥にある下甲介を焼灼することに変わりはなく、焼灼したところをやけどと同じ状態にします。
手術は麻酔をしっかりしてから行われるため痛みはありません。
対象となる範囲全体が焼灼されている状態にすると、代謝機能によってかさぶたとなり、その下に新しい鼻粘膜が誕生します。
かさぶたになっている間は鼻づまりと同じような息苦しい状態になりますが、しばらくしてかさぶたが取れると症状が緩和したことに気がつくはずです。
手術の効果は永遠ではありません。
だいたい3年ほどで再発するため同じように処置を繰り返し行うことができます。